ナイト・ダイブは気をつけないと

先週から朝練を始めて仕事前にスピニングとトレッドミルをこなしている。それほどの強度は無いのだがやり始めはつらい、連日筋肉痛があるのだがそれは上達しているバロメーターだと思うことにしている。

ところが金曜日の朝にトレッドミルで上り坂の想定で角度をつけてハムストリングとふくらはぎがパンパンになっているのに波の状態が良さそうなので夜は海老漁に行くことにした。朝のトレーニングが夜のダイビングに影響することはなかろうとタカをくくっていた。

終業後自宅に帰って軽く夕食をとってから出漁準備、全ての装備を点検して漁場へ車を走らせる。自分が海に入ろうとした時に丁度フリーダイバーが漁を終えてあがってきた。挨拶をしてコンデションを尋ねると「透明度は良い、ちょっと波があるけれどね」という返事が返ってきた。

サブライトを点けて岩場を歩き出すとなんだか暗い。おかしいなぁ、視力が落ちてきた?準備をした時はちゃんと点いていたのにライトがどんどん暗くなってくる。LEDライトのバッテリー切れというのはほとんど体験したことがない、それ以前に交換してしまうからだ。ここまで来てしまったのだから引き返すことが出来ない。車にも予備の電池は積んでいない。それにメインのライトがあるのだから漁には差し支えないだろうと思っていた。

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サブライトというのはマスクの脇につけている小さなライトで、普段はこれで視線と同じ方向を照らすようにしている。小型ながら照度は充分なのでメインがダメでもこいつだけで海老を探すことができる。メインライトはさらに強力で光を照射する範囲と距離が長いので、透明度が高ければ15メートルくらい先まで対象物を確認できる。

さて海は予想に反してうねりがあった。水温は59℉程度なので顔は痛くはない。うねりはあるが砂を巻き上げるほどの力が無いのか透明度は高い、浮遊物も無いのは数日波が低かったからだろう。メインのライトを点けてしばらくすると今度はこちらのライトも暗くなってきた。

まさかのメインとサブ同時のバッテリー切れ、こんなことは初めての経験。いつもならシーズン中に一度電池を交換すれば問題は無かったのに、今年はけっこう潜っていたので早く寿命がきたらしい。仕方がないのでメインのスイッチを消して電池を休ませてサブライトだけで海老を探して、発見したらメインを使って獲ることにする。

メインは通常の25%程度の照度しか出ていない。サブは薄ぼんやりとしか見えない。ダイビングの経験の無い方にはわからないだろうから参考に写真を載せておく。通常のライトで照らした感じはこのくらい。

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今回のサブライトだけで見た海の底はこんな感じ。色もわからなくなる。

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海老を探す時の頼りは長い触角と眼だ。海老の眼はライトの光を反射するので暗い海の中でも探すことが出来る。ところが大きな眼が反射したと思って近づいて行くとツノザメやレオパード・シャークという小型のサメの眼だったりする。特にこの夜はサメが多くて手をつこうとするとサメが寝ていて危うく潰しそうになった。

馴染みのスポットだし、いざとならば岸まで20メートル程度なので恐怖心は起こらないのだが暗いのは参った。ʕ⁎̯͡⁎ʔ༄ 今夜はボウズかと諦めかけたところで続けざまに2匹ゲット。なんとか晩御飯のおかずは確保した。かなり大きな海老を見つけて土木工事までして逃げ場を塞いで綱引きをしたのに、片方の触角だけ残して逃げられたのが無念。

そんなことをしているうちに右足のハムストリングが攣り出した。朝練の疲れが今頃になって出てきたらしい。真っ暗な上に痙攣、泣きっ面に蜂とはこのことか。出来るだけ右足を使わずに岸に戻ろうと試みるが今度は左足も攣り出して海底で悶絶。水深15フィートくらいで痛みを堪えるダイバーって情けない。もう脚が使えないので満ち潮の波に押されながら岸を目指す。波に押されては昆布を掴んで引き戻されないようにする。いつもより倍の時間をかけてようやく岸にたどり着いた。

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頭の部分は中華風チリソース炒め、尻尾はお刺身でいただきました。

もう歳なのでソロのナイトダイブは危険なのかもなぁ。以前のように一緒に潜ってくれるダイバーもいなくなって、こんな所で死んじゃったら死体が発見されるのはいつになるかわからんよなぁ。と一人しみじみ思ったわけです。

気をつけましょう、ソロダイバーの皆様。

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