五島長崎トライアスロン・バラモンキング ー バイク篇

スイムは余裕で終わり、バイクバッグを受け取った。中には雨天用と晴天用の二つの用意がしてある。この時点での天候は曇り、ただし空の一部は青空が透けて見えていた。スイムで濡れたウェアで気温が低いコンデションでは体温が奪われる。途中で脱ぐことが出来るように薄いウィンドウブレーカーを着る。ここで失敗したのはサンスクリーンを塗らなかった事。終日曇り、時々晴れだろうと見込んだのだが当てが外れるのである。

コースは地図と高低差の表しか見ていない、実際のコースを走るのは今回が初めて。坂が多いのは想定していたし、トレーニングも坂責めばかりやって来たので登りで無理をしなければ完走出来るだろうと踏んでいた。おたま君から「最初の50キロは平坦、その後にジェットコースターのようなアップダウンがある」と聞かされていたのでサイコンで走行距離を確認しながらペダルを回す。

一時間後雲ひとつ無い青空が広がる。それまで来ていたウィンドウブレーカーを脱いで背中のポケットにねじり込む。この先何処まで脚が保つのかわからない。ブログでは現地で予行練習を重ねた選手たちが多いらしいが、こちらはぶっつけ本番。最後のランのために余力を残して終わらなくてはならない。

空が晴れてからは五島の美しい里山の景色を楽しみながら走ることが出来た。坂が多いというのは本当だが傾斜はそれ程ではないのでしっかり坂トレをやって、無理をして力でねじ伏せるような走り方をしなければ僕のようなヘタレでも走破出来る。モットーは「登り坂で頑張らない」一番楽なギアでクルクル回す、飽きたら時々ダンシング。これでメタボオヤジでも潰れない。上位入賞を目指さないのならこれで充分。

このコースならばTTバイクでの電動化は有効、あるいは坂の途中でもシフティングが出来ようなロードバイクの方が有効なのかもしれない。エアロポジションで走る距離も限定的なのでロードだから不利にはならないと感じた。

バイクコースの間中、もしチャンスがあるのならばレースではなくサイクリングで走りたいなぁとずーと思っていた。その時はエイドなどないから、気に入ったポイントでお茶でも飲みながら周るというのが楽しそうである。

バイクのエイドスタッフは地元の高校生だろうか。良く統率されて連携作業がうまく運営されてい思えた。毎回ボトルを受け取る際に「ありがとう!」とお礼を言った。来年もボランティアをしてくれるように。将来彼らもバラキンに参加してくれるように。

補給食はうまくいった。エネルギーと集中力が途切れる事も無かった。空腹感を満たすためにエイドで適度にバナナ、オレンジ、麩菓子を摂るようにした。2015年の宮古島では軽い熱中症になってしまった反省として、腕時計のアラームを5分にセットして繰り返して鳴るようにしておいた。給水するリマインドさせる事で、自覚症状のないままに脱水症状ならないようにするためだ。アラームが鳴るたびに一口だけ水を口に入れる。胃の様子を見ながらそのまま飲むか、吐き出しても良い。後は水を頻繁に被るようにした。

肩や背中に酷い日焼けをしているのは感じ始めていた。トンネルに入るたびに冷えて気持ちが良かった。心配だったのはランに入ってから熱を持ち始めて、体内温度を上げるかもしれないと思っていた。

最後は市街地に戻って終了。バイクをキャッチャーに渡して裸足で走る。ランバックを受け取ってからテントに入ると、既に着替えを始めていた選手の間に場所を見つけて着替える。ここでようやくサンスクリーンを塗ることが出来た。サングラスはバイクと同じものをそのままつけて走ることに。乳酸が溜まって痛みはあったが、幸い脚は動いていたし疲労感も思っていたほどではなかった。

後はランの42.2キロを残すだけ。着替え用テントを飛び出した。

BIKE 7:43:20 516位 笑っちゃうくらい遅いわ。

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