Malibu Triathlon – スイム篇

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9月17日午前3時半起床。雲一つない満月の夜、今回のレースは駐車スペースを確保するところから始まる。マリブは参加者が多い割に駐車場が少ないので毎年この時間には家を出なくてはならない。前日のうちに全ての荷物は車に積んである。車中で食べる朝食も前夜のうちに用意しておいた。お湯を沸かしてポットに詰めたら出発。真夜中のフリーウェイをマリブへ。途中バイクを積載した車を何台も見かける。

4時45分マリブにあるズマ・ビーチ到着。渋滞も無くトランジションに近い駐車スポット確保、車外に出ると肌寒い。長袖のジャケットを忘れてしまったので、バスタオルを羽織って外に出て水温チェック。思ったより水温は高いが潮の流れによっては冷たい部分があるかもしれない。万が一のことを考慮してウエットスーツはフルに決める。

車の中でおにぎりとインスタント味噌汁を食べていると、続々と選手たちがトランジションに向かって行く。日の出までまだ2時間はあるので、体温を下げたくないのでギリギリまで車の中で時間を潰す。

20分ほどしてから荷物を背負ってバイクを押しながらトランジションへ。自分の年代のラックはトランジションの真ん中辺り、ラックにはまだそれほどバイクがセットアップされていない。ヘッドライトを頼りにいつも通りの手順でセットする。今回水ボトルは一つのみ、距離が40キロ程度で気温が低ければこれで十分。最悪でも折り返し地点のエイドで水分補給可能。

午前6時半にレースの注意事項がアナウンスされアメリカ国歌が歌われる。スタート地点まで歩いて海岸を移動、その途中で海に入って身体を慣らしておく。波は低いが潮の流れが速い、満ち潮なので押し戻される。

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スタート地点で同僚と挨拶を交わし、自分のWaveを待つ。このレースは年代別スタート、5分刻みに出発。50−54歳は第6Waveなので同じ色のスイムキャップを被った選手と挨拶を交わしながら待つ。隣にいたのは背の高いアイルランド人、僕らの年代になると白髪や髭に白いものが目立つ。彼も3度目のマリブだと言っていた。

午前7時、号砲と共に第1Waveスタート。このレース火薬を使った号砲なので初めての人はかなり驚く。あと25分間、スタートを待つ間身体が冷えないようにスクワットしたり、腕の血行を促すように動き続ける。海岸に打ち付ける波が徐々に高くなってくる。第5Waveの選手達が波で押し返されているのが見える。波で飛ばされないようにゴーグルのストラップを若干きつめにする。

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第6Waveスタート、バトルを避けてグループ後方から水に入ると強烈な波に2度ほど押し返される。波の下に潜っても叩きつける波の衝撃が伝わって来る。沖に出てしまえばフラットになると予想して泳ぐ。多分今までで一番落ち着いて泳げたと思う。ほとんどキックを打たずに腕だけで第1ブイ到着。今までならここで腕が痛く感じるのだが今年は全く変化なし、息もあがらない。波も低いので視界も良好、とりあえずペースメーカーを見つけて後ろにつく。

ところがこの選手やらたキックが大きく泡があがるわりにはスピードがイマイチ。しかもコースからどんどん外れていく。仕方なくソロで泳ぎ始めると左前方に同じスピードの選手を見つけて、そのスピードに合わせて泳ぐ。しばらくすると前のブループから脱落した選手達が混ざってくる。その選手たちを避けながら半分くらい進むと今度は後続グループのトップ選手が追い越していく。

後ろは55歳以上かリレーの選手、リレーのスイマーはやたら速い人がいる。自分を追い抜いた女性選手のストリームに入る。キックは力強く、無駄のない泳ぎで惚れ惚れするほどの速さで泳ぐのだが、こちらはコバンザメのように楽をさせてもらう。相変わらず腕だけ、しかもストロークは長くゆっくり泳いで体力を温存する。

しかしコースの最後に近づくにしたがって右足の小指辺りから痙攣が始まる。今までこんなところが痙攣したことがない。こうなると痙攣を起こして脚の指が反り返って水の抵抗にならないように力を抜くしかない。速い選手からはちぎられたが残りは数百メートルなので慌てずに岸に設置されたゴールゲート目指して泳ぎ続ける。後方からの波に注意しながら岸に上がると隣にいた選手から「グッドジョブ!」と声をかけられる。どうやら彼はボクのストリームに入っていたらしい。

浜で誰かがボクの名前を呼んでくれている。同僚らしいが声の主を探すより柔らかい砂に足を取られないように走ることが優先。トランジションに戻ると自分のラックにはかなりのバイクが残っていたのでちょっと安心する。過去のレースでは半分以上のバイクが無くなっている事が多かったのだ。

スイム:30分13秒

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