伏兵に苦しむ

ここ数日間寝不足だった。
原因は屋根裏から聞こえる足音。
いつも朝4時か5時頃からゴソゴソと音がする。

最初はネズミ?だと思っていたのだが
「ドスン」という音からするとかなりの大物らしかった。
ネットで調べるとラクーン(アライグマ)かオポッサムと予想出来た。

オポッサム、オーストラリアにもポッサムがいるがアメリカのそれはかなり凶暴で強面である

オポッサム、オーストラリアにもポッサムがいるがアメリカのそれはかなり凶暴で強面である

アライグマはアニメのせいで「可愛い」イメージが強いが本物は凶暴です

アライグマはアニメのせいで「可愛い」イメージが強いが本物は凶暴です

三日目の夜に「ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!」と
足踏みをするような音がした。

そして四日目に「キュルルルル」という複数の泣き声。
これは出産したのだなと想像出来た。
仕事が終わってから天井裏を覗くと隅の方に何かがいる気配。
狭い梁と天井板の隙間を埃まみれになりながら這っていくと
デカいラクーンが断熱材の隙間に隠れていた。
大きさはうちの猫のひとまわりかふたまわり大きい。

きゃわゆい!しかし狂犬病のキャリアでもあるので排泄物に要注意です

ベイビーはきゃわゆい!しかしラクーンは狂犬病のキャリアでもあるので排泄物に要注意です

近づいていくと威嚇された。
腹の脇に生まれたばかりの赤ちゃんラクーンがしがみついている。
もしこれを森の中で見たならば可愛いと思うだろうが
自宅の天井裏でみたならばそうは思えない。
しかもラクーンは狂犬病などの病原菌のキャリアである。

直にホームデポへ行き金網と金鋏を買ってきて
天井裏にある換気口をふさいだ。
アメリカのタウンハウスなどは安普請で品質が悪い。
いとも簡単に野生動物が入ってきてしまう。
特にラクーンは知能が高く、人間のようにモノをつかむ事ができるので
換気口の金網を引き倒して入ってきたらしい。
金網を二重にしてステープルガンで打ち込んでいく。

一カ所だけ金網を開けておき、知り合いのジミーさんから
教えてもらった方法でラクーンに引っ越し願う事にした。
アンモニア液を侵入口周辺に置くと他の動物のマーキングと勘違いして
逃げ出すということだった。

すでにお店が空いている時間を過ぎていたので
代用品としてアンモニアを含んだり、刺激臭の強い洗剤を
ボロ布に浸してラクーン一家の巣に投げ込む。
野生動物は嗅覚が鋭いので刺激臭で逃げ出さないかと思ったのである。

そして今朝ラクーン一家の巣の下辺りを棒でたたくと
ゴソゴソと動く音がするので、まだ引っ越ししていないようである。
ネットでアンモニア液を入手できるお店を検索すると
劇薬扱いなので原液は一般人には購入出来ないが
一部の洗剤の中に含まれているというので今夜再度散布する予定。

レースまで後数週間しかないのにこんな害獣駆除にいそしむとは…。
しかも狭い天井裏で作業している時に不自然な姿勢で
梁に脇腹をしたたか打ちつけた。
また肋骨を骨折したかヒビが入ったらしく咳をすると激痛が走る。

オーバートレーニングで怪我ではなく害獣駆除で怪我とは
まったく想定外の状況である。
専門の害獣駆除会社に依頼すれば良いのだが、嫁は
「ラクーン親子が可哀想だからなんとか穏便にすませて」という
そいつらのおかげで寝不足でトレーニング出来ない夫は可哀想ではないらしい。
トレーニングで筋肉痛で苦しむ事があっても「あなたが望んでやっていることだから」と優しい言葉も無い。
別に同情をしてくれとは言わないが、ちょっとくらいは「フリ」をしても良いものだ。
というわけで伏兵は予期せぬ場所にいたのでR。

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伏兵に苦しむ」への6件のフィードバック

  1. 宮古島前にとんだ災難でしたね…って、まだ過去形には出来ませんね(^_^;)

    海の住宅の造りが安普請とありますが、その辺りは日本とはかなり違いますよね。
    特に目についたのは壁面に張られている石膏ボード。日本なら切り口をボードヤスリで仕上げて張りますが、欧米ではザクザクの切り口のまま。
    初めて見た時はちょっとした衝撃でした。
    しかし、その反面、日本の住宅の建て替え周期は欧米に比べるとかなり短い。湿気が問題だと言われますが、アメリカやオーストラリアでも湿気が多いところは沢山ありますからね。
    多分、日本の方が圧倒的の人任せにする人が多いからではないかと。日本ってDIYが浸透していないから(^_^;)

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    • ヒデさん、こちらは現場で働いているのは黒人かヒスパニック系移民です。1ミリオン以上の家を見ても石膏ボードの切り口をヤスリで整えるなんてしません。大理石のカウンタートップの裏側をみると接着剤がはみ出ていたりします。
      日本人の職人がみたら笑っちゃいますよ。

      ロスは乾燥しているので住宅の寿命は長いですね。
      でもフロリダは湿気や雨が多いので傷みが早いです。

      アメリカもオーストラリアもガレージに電動工具が並んでいる家が結構あります。ちょっとしたことなら自分でやるし、人によっては自分で家を建てちゃいますからね。日本ってけっこう簡単に業者さんに任せちゃうのはありますよね。それで世の中が廻っているのだから良いのでしょう。

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  2. うわー!大変なことになってますね! しかも肋骨骨折! どのぐらいで治るんでしょうか。。。うちも今、ネズミでダンナが苦労してますが、大した苦労に見えなくなりました。そういえば、動物が嫌いな音が出る駆除システム、アマゾンで購入したことあります。

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    • 肋骨は治るまで時間がかかりますが、別にギプスをする必要が無いので痛いのを我慢すればレースは続けられます。完治するまで一ヶ月くらいでしょうか。
      春は繁殖期なので大変です。やつらも災難だけれど、こちらも災難です。

      ネズミ退治だって大変ですよ。
      やつらは数が凄いし、小さいのであらゆる隙間から入ってきますからね。

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  3. あははは、可愛い邪魔者ですか。困りましたね。ネズミなら容赦なく処分できるけど
    この写真を見ると情け心が生まれてきます。アンモニアで出て行ってもらえるよう
    頑張って!(何の応援だ?)

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    • あつめしさん、調べたらこいつらは病原菌や寄生虫を沢山持っているのですよ。
      日本でも一時期ペットとして繁殖させたことがあって、今は野生化して問題になっているようです。レース前にこんな災難が降りかかるとは想定外でした。

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