Rのこと

トライアスロンを始めた頃
ちょうど10歳年下の同僚のベネズエラ人のRと一緒にトレーニングをした。
もともとスポーツマンだった彼はメキメキと頭角を表し
スプリントでエイジチャンプとなりさらにトライアスロンという
スポーツにのめり込んだ。

1万ドルもする高額のバイクやトップエンドのウェットスーツを
妻に相談もせずに買い州外のIronmanレースに参戦するようになった。

そして離婚。

離婚して半年も経たぬうちに社内のジムでよく見る
一回り年下のブラジル人女性Bとつきあい出し再婚。
彼女は明るくて、経済観念もしっかりしたスポーツマンだった。
ボクはスポーツマン同士で気も合い、お似合いのカップルだと思った。
一緒にバイクで通勤してきたのを何度か見た。

彼は新しい職を見つけて転職。
もっとトレーニングに時間を費やせるし給料も良いと言っていた。

昨日、Rと結婚したBとエレベーターで一緒になり
「今年は一緒にトライアスロンに出るのかい?」と聞いたら
「私たちはもう別れたの」と気まずそうに答えた。
ボクは一瞬答えに戸惑ったが、直に悟った。
またトライアスロン用のバイクを買ったか
新婚の妻を残し家にも帰らずトレーニング漬けの毎日をしていたのか。

同僚の中にはトライアスロンにはまって転職や離婚をする人がいる。
もしくは離婚して時間を持て余してトライアスロンに没頭する人。

ボクにとってトライアスロンもマラソンもあくまでも趣味だと割り切っている。
成績がどうであれ楽しくトレーニングをして楽しくレースを楽しむ。
もしそうでなければ趣味ではないだろう。
あくまでも趣味と家庭と仕事のバランス。

Rと連絡を取って飲みに誘おうかと思ったが止めた。
彼に何を言っても無駄だろうし
人に説教ができるほどボクは偉くもない。
離婚は彼の選択だし、それも彼の人生だ。

38歳の頃Rは「俺はトライアスロンでプロになりたい」
と冗談半分に言っていた。
あれから6年、44歳の彼はまだその希望を持っているのだろうか。

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Rのこと」への2件のフィードバック

  1.                                      離婚して間離婚して時間を持て余してトライアスロンに没頭していた人です、、、、                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   

    いいね: 1人

    • 全ての離婚が悪い判断だとは思えないし、ボクもいつ三行半を突きつけられるのかわかりません。でも仕事も趣味も家庭も全てのバランスが重要ですがだなと思います。
      収入がないと遊べないし、嫁も機嫌が悪くなりますからね。

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