永眠

とうとうモモが旅立ちました。

モモが金曜日に自分でトイレへ行けなくなり、
以前からそんな状況になったら安楽死を選ぼうかと考えていたのですが
嫁から「最後まで面倒をみる」という決意を聞き
それならばおもらしも面倒みなきゃなと腹をくくっていました。

土曜日は終日自宅でモモの介護。
体温が下がって来たので日中は家の中の日だまりを探して
モモのベッドかわりにした枕を持って移動。
湯たんぽなども試したけれど、どうも身体の下で
グニュグニュ水が動くのが嫌らしい。

お気に入りだった窓の近くに寝かせると
起き上がって窓の外をしばらく眺める。

この子はもともと野良猫だったのですが
我が家に来てからは一歩も外に出した事が無かったなぁと思い
抱っこしたまま外へ散歩。

木漏れ日や芝生で匂いを嗅いだ後、ニャーニャーと啼くので家の中へ戻り、
キッチンで料理をしながら目の届く窓の近くへ寝かせる。
そんなことをしながら一日中モモの最後を写真に収める。

そして翌朝5時に大きな鳴き声で起こされる。
どうやらオシッコを漏らしたようで
とりあえず濡れたバスタオルを交換してあげて寝かせる。

日曜日は夫婦で最後のお別れを予感しながら一日中モモをなでてあげる。
午後12時過ぎに外へ散歩に出たのですが
突然大きな声で啼くので大至急家に帰ると最初の心筋梗塞心肺停止状態になった。

人工呼吸や心臓マッサージを続けながら祈りました。
数分だったかもしれませんが、かなり長い時間に感じました。
もうダメかと思って諦めかけた時に、モモは息を吹き返しました。
止まっていた自発呼吸が再開し、ボクはこの子の生きる執念を感じたのです。

安定した呼吸をし始めたので昼食をとり、家事をしながら
時々モモの様子をみると、午後3時すぎにまた大きな鳴き声をあげたので
注射器で水を飲ませてあげる。

二人でモモの全身をなでながら痛みが少しでも和らぐようにと祈る。
と、突然身体が硬直して二度目の心筋梗塞が始まる心肺停止状態になる。
この時は「生きて欲しい」と願うよりも
「もう充分頑張ったから、楽になっていいよ」と祈りました。

35秒から50秒くらいの間隔で息をしようと痙攣をするのですが
徐々に間隔がひろくなり、痙攣もどんどん小さくなり
午後3時25分、心臓が停止、瞳孔が開き息が止まりました。
徐々に身体の緊張が解けて、まるで寝ているような顔になりました。

今までペットを飼っていて、そのペットが死んだのを発見するのは翌日で
今回のようにペットの「死」を看取ったのは生まれて初めてです。

ふたりでモモのために読経をし、来世にまた再会出来るようにと祈りました。

明日の朝一番に火葬場へ持って行くためにアイスパックを敷き詰めた箱に
古着を敷きその上にモモを入れました。

ふたりで夕食をとりながら、モモがいなくなって
ちょっと広くなった部屋や、バスルームの空間がさびしいと感じ。
モモと一緒に暮らした11年間、どれだけこの子に癒されたか話しあいました。

今こうして二日間で撮ったモモの写真をみながらブログを書いています。
死んで眠ったようなモモをお見せするよりも
丸々と太っていた在りし日のモモの写真を使いたいと思います。

モモ 2009年4月

あなたの一押しが僕へのはげましです。
にほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ
にほんブログ村

広告

永眠」への10件のフィードバック

  1. 本当の子供のように大事にされていたモモちゃんが逝ってしまいさぞ悲しく寂しくされておられる、と察します。野良猫だったというモモちゃん、本当に最高の飼い主に会いましたね。絶対いい人生(?) だったはずですよ。

    いいね

    • ジミーさんお久しぶりです。
      ペットを飼うというのは一つの命の責任を持つことだなぁと実感しました。モモが人間の言葉を話せたらあちらへ逝く前に「おまえの同居人は良かったのか?」訊けたのですが…。ちなみに猫は人間を飼い主だなんて思っていません。単なる同居人です。そこが猫の良いところなんです。

      いいね

  2. ももちゃんは、きっと虹の橋を渡って天国にいったのでしょうね。
    大好きな家族に最後まで一緒に居てもらえて、安心して旅立っていったに違いありません。
    実はこのブログを読んだわたしまで、涙ぐんでしまいました。
    17年半一緒に過ごしたワンコの介護を、半年して看取った経験があります。

    ももちゃん、11年間幸せだったと思いますよ♪
    暫く寂しくて、辛い日々が続くと思いますが、愛らしい姿で心の中で生き続けることでしょう。

    いいね

    • シフォン♪さんコメントありがとうございます。
      突然死ではなく、介護をしながら徐々に弱っていくペットを見ているのは本当に辛いですね。ボクは自分の親の介護と重なってしまいました。

      それでもまた猫と過ごしたいと思えるようになるのだから人間って勝手なのかなぁ。我が家はふたりとも50歳を過ぎているので次の猫を飼っても最後まで面倒看てあげれるのかわからず、モモが最後のペットになるのかもしれません。

      いいね

  3. Akiraさん、お二人の心情を察すると心が痛みます。でも、最後にモモちゃんと2日間ゆっくり過せて、モモちゃんは幸せだったと思います。野良猫のままでいたよりも、Akiraさんと奥様に拾われて、彼女は多分100倍くらい幸せだったのではないでしょうか。これまでにモモちゃんがお二人に与えてくれたものは、モモちゃんを失った悲しみの100倍くらい大きかったのではないでしょうか。悲しみは時間が解決してくれます。モモちゃんとの思い出をいつまでも大切にして下さい。

    いいね

    • Hiroshiさんコメントありがとうございます。
      もしモモが野良のままだったら、誰にも看取れずにどこかの林か廃屋の縁の下で一人で死んでいったのかもしれない。そう思うと人間と暮らして、最後まで看取ってあげることができたのは寂しくなくて良かったのかと思います。

      ペットが先に逝くのがわかっていても辛いものですね。

      いいね

  4. モモちゃん頑張りましたね。
    最後までAkiraさんご夫婦と一緒で、幸せだったモモちゃん。
    お辛い時でしょうが、元気出して下さいね。

    いいね

    • Peppermintさんコメントありがとうございます。
      今朝モモを火葬場へ持っていきました。
      ボクは大丈夫ですが、嫁が落ち込んでしまって心配です。
      やはり年なんでしょうか、涙もろくなりました。

      いいね

  5. モモちゃんの記事がアップされる度に頑張れ!と祈っておりました。
    お二人に見守られて天国へ旅立たれたモモちゃん、、、11年間を楽しく過ごせたことを感謝されていると思います。 ご冥福をお祈り申し上げます。

    いいね

    • マサさんコメントありがとうございます。
      モモは11年間楽しかったのでしょうかねぇ。
      そこが一番本人に聞いてみたいところです。

      いいね

コメントは受け付けていません。