最高の調味料

今回の里帰りでやりたかったことのひとつが食べ歩き。
なんといっても実家を18歳で出てからほとんど帰っていないので
知らないお店が沢山オープンしておりました。
特にラーメンはブームということもあり
「燕三条系ラーメン」「三条カレラー(カレーラーメン)」
などというジャンルが確立されるほどの激戦区なのです。

実家に近いこともあり、今回は「らぁめん福楽」さんへお邪魔しました。
うまかったぁ!
ここのメンマは有名で、とにかく極太なのにやわらかい。
きっと下茹でに時間をかけているのでしょう。
チャーシューもやわらかく、口の中でとろけてしまう感じです。

ロスはうまいラーメン屋さんが少ないですね。
日本へ帰ると一回はラーメンを食いたいと思います。
しかし、減量を考えてシンプルな醤油ラーメンを選択しました。

ところでここのラーメン、うまいことはうまいのですが塩辛いと感じました。
特に僕の実家周辺は肉体労働系の仕事が多く一般的に味は濃いめ。
これが普通の味なのかもしれませんが、僕にはちょっと塩気が強すぎ。

僕が二十歳台の頃は豚骨ラーメンや激辛ラーメンブームでよく食べに行きました。
それでも一番のお気に入りは恵比寿の老舗店「香月(かづき)」
今ネットで調べると三軒茶屋に移転したらしい。

そのむかし、僕がまだ二十歳代の頃、四十歳代後半の上司と
ラーメンを食べに銀座の裏通りにあるお店に入ったことがありました。
そのお店は老夫婦が切り盛りしている小さな「中華そば屋」でした。
味は鰹節ベースあっさりした醤油味。

その時に上司に言われた一言を思い出しました。
「おまえぐらいの年だと豚骨系のラーメンが好きなんだろうが
俺はここのラーメンが懐かしくてうまいんだよな。」
今なら上司の言ったことがわかるような気がします。

年齢のせいなのか、家を離れて味の好みが変わってきたのか?
よくネットのグルメ系サイトで紹介されているレストランへ行っても
「これが美味しいのか?」と感じることが多くなってきました。

たまたま観たテレビ番組、美輪明宏がコメントしている番組「美輪乃湯」
「グルメを語る人間は本当のごちそうを知らない。
人によって美味しいと感じる感覚は違うのだから
「これを食べなければ粋とはいえない」などというのは間違い。
本当のごちそうとはおなかがペコペコで食べること。
本当におなかが減っていれば何を食べても大ごちそうになる。」という趣旨だったと思う。
このコメントを聞いてその通りだと思いました。

くしくも母の希望で「ひな鳥金子」 本成寺店
半羽からあげを買ったのですが、母がこれを食べた後に
「昔は美味しいと思ったけれど、今食べると同じおいしさではない。
きっとあの頃は一生懸命働いた後で食べたから一層おいしかったんだね。
今は働かずに、一日中ベッドに寝てばかりだからお腹も空かないよ。」

飽食の時代と言われ、はらぺこになることなんて滅多になくなりました。
常にジャンクフードが身のまわりにあふれています。
でも、最高の調味料とは「はらぺこ」になることなんですねぇ。

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最高の調味料」への4件のフィードバック

  1. おおっ! アメリカに戻られたようですね。 更新を心待ちにしていましたよ。

    福楽のらぁめんボクも大好きです。。

    確かに、腹ペコは最高の調味料間違いないです。。

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    • 日本は本当に美味しいものが多くて困ります。
      毎回欲しいものを全部食べることが出来ずにロスへ戻ってきます。
      こういう部分では日本に暮らしていらっしゃる方々がうらやましいです。
      ただ野菜や果物の値段が高いと感じましたが、天候不順のせいでしょうか?

      いいね

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